パススルー課税のメリットとしてもう一つ出資者の所得と合算して税金が計算されると言う点です。ピンと来ないかもしれませんので、実際に数字で説明したいと思います。
仮にLLPが100の損を出したとします。このとき出資者に400の他の所得があったとするとLLPの100の損を合算出来るという事です。この場合400−100で300所得となります。これに税金が課税されます。もし、パススルー課税が適用できない会社でしたら、100の損は会社の損としてとどまり、400がそのまま課税されてしまうのです。
このようにパススルー課税はLLPそのものと言うより出資者に対して多くのメリットを生み出します。現実に欧米ではこのパススルー課税のために多くのLLP(その国によって名称は異なりますが)が設立されています。